生産革新レイアウト

レイアウト マニュアル 基礎編

意識改革・行動・なくして革新なし

意識改革の概念図

セル生産とは

原則

自己完結性セルを複数有機的に結合し、フレキシブル生産が出来る。

注:セルの本質(特徴)を理解していないと、只、コンベアーをU字型に曲げただけのラインになる。

自己完結
全ての工程を包含した製品をアウトプット出来る形。言い換えれば、コンベアーラインを工程別に縦に切ってセルを作るのでなく全ての工程を横に切ったセルを作る事。
セル本質
他品種対応力、生産変動適応力、仕掛在庫削減、リードタイム短縮が出来る事。

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セルの目的機能

原則

目的と機能を保ち、変革させられる事

1.多品種対応を目的としたセル
品種切り替えの迅速性、作業ステーションの組み替え
2.量産対応を目的としたセル
作業時間短縮・ムダの排除・LCAの導入又、手扱い率の低減
3.工程間結合を目的にしたセル
インライン・サブライン・サブライン同期化で仕掛在庫の
大幅低減
4.生産量の増減対応を目的としたセル
フレキシブルな少人化・稼働時間調整

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セル生産の方式基本パターン

原則1

1人方式・分割方式・巡回方式・複合方式の4パターン

原則2

1個流し

セル生産方式の基本パターン
  イメージ 作業者数 作業形態 量の対応
1人方式
1人方式の図
1人
自己完結
ステーション増加
分割方式
分割方式の図
複数
分業
人員調整
巡回方式
巡回方式の図
複数
自己完結
人員調整
複合方式
複合方式の図
複数
分業/自己完結
ステーション増加・
人員調整

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方式の特徴

1人方式
形態:1人で複数の作業を完結する
メリット:仕掛品減少、リードタイム短縮
デメリット:量対応ステーション増加、多能工必要
分割方式
形態:作業を工程毎に分担して進めてゆく
メリット:量対応、高度な多能工不要
デメリット:コンベアー生産同様問題発生可能性大
巡回方式
形態:作業を1人で工程移動し進めてゆく(5〜6名以下)
メリット:生産量変動
デメリット:巡回バランス崩れで生産性低下
複合方式
形態:1人生産+分割生産+巡回生産
メリット:部品点数の多い、ユニット製品
デメリット:各セル間の同期が取り難い

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セルレイアウト事例 (1)

1人方式(セルの基本形)
セルの基本形の図

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セルレイアウト事例 (2)

分割方式での工程結合→セルの進化
分割方式での工程結合による改善の図

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セルレイアウト事例 (3)

分割方式から巡回方式→セルの進化
分割方式から巡回方式へのセルの改善の図

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セルレイアウト事例 (4)

1人方式+巡回方式
1人方式+巡回方式のレイアウト例

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セルレイアウト事例 (5)

まとめ生産→セル生産

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セルレイアウト事例 (6)

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工場レイアウト(区画・流れ)事例

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